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2009年8月

原山さまの花傘提灯飾りの準備〔八幡社境内〕

 原山さまの祭りを祝う為に、御射山神戸の八幡社境内へ花傘提灯を飾り始めて、5年目になった。今ではその飾りをわざわざ見に来てくれるお客さんやカメラマンが、増えて来ている。飾りつけまでに準備する作業が、意外と時間や手間の掛かることで、未だに個人で保存し、ステップアップゼミと御射里の会の会員の協力で、飾りつけているが、伝承して行く仕組みが課題。

先ず、棹の元に束にして飾るススキの穂を集める作業・・・今年は名古屋大学大学院から諏訪大社や原山さま(御射山祭)の事を研究している石川俊介さん、鈴木さん、下本さん等3人がボランティアで駆けつけて下さった。感謝。

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荒廃している農地がススキ原になっていて、ススキは山ほどあったが、きれいな色のススキを集めるのは、かなり大変な作業。

P1030977_3 それでも午前中2時間の作業で、軽トラックに軽く一杯を集めて帰宅。

P1030983 昼過ぎ今度は、穂を揃えて、束ね長さをそろえて押し切り包丁で切るまでの作業。これが結構大変だった。

P1030985 ススキの束作りが終わると、花傘や提灯、棹、杭、などもそろえて、八幡社へ集合。既に集まって下さっていた仲間と一緒に、境内の灯篭を基準に参道へ向けて、棹を立てるところへ杭を打ちつける。この作業は力と技が必要

P1030989 5時から始めた作業が終る頃は、薄暗くなって来ていた。

仲間の協力があってこそ、この花傘提灯飾りを、何とか飾り原山さまの祭りを祝う準備が終了。

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緑陰講座に行ってきました

  毎年、この時期になると、はがきで案内が届きます。塩尻の洗馬という宿場町の古刹、万福寺というところで、東京からいろいろな著名人(主に哲学系)を読んで講座をやっており、その案内です。今年は見田宗介さんがこられたので、聞いてきました。見田さんは、今年で2回目の講演です。

 前にこられたのは、5年ほど前ですが、何年かたつといろいろな理論も色あせてくるのは仕方ないことかもしれませんが、お弟子さんの大沢真幸さんが活躍されているので、余計に目立ったようです。

 お話の中で、印象に残ったのは、生物学でいうロジステック曲線と日本の人口の推移の対比でした。放物線状に増えていった個体数がピークをうち、下降へと向かう生物は滅亡するということでした。

 また、資本主義の発展段階で、戦争と恐慌は避けられないものであったのが、情報化と消費化社会によって、マーケットを作り出したので、戦争と恐慌を避けることができていた(ここ50年間)。しかし、昨年の株価暴落などの世界的な恐慌がおき、それも万能薬でないことが証明された。そしてこの後、何が救うのか?ということでした。考えるべき大きな課題です。

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乙事地区“改造”計画

 富士見町の別荘地域に、別荘暮らしの方たちのサークルがあります。そのグループの文化祭のようなものが、毎年夏に富士見町の公民館で開かれるのですが、今年ちょっとのぞいてみました。手芸やら写真やらが並んでいる中に、ひときわ目立つ展示がひとつ。

 この方、森田さんとおっしゃるのですが、高校の先生をしていられる傍ら、大学の通信教育も受けておられ、その卒業研究がこの作品だそうです。当日、たまたま受付の当番でいらっしゃったので、いろいろと説明を受けることができました。しっかりと地元乙事の区長さんなどと、現地調査をされたり、水利組合長と水路を踏査したりと、地に足が着いた活動をされています。

 そしてその作品ですが、すばらしいの一言。イラストはすべて手書きで暖かい雰囲気にあふれており、乙事に対する気持ちのようなものが伝わってきました。なにか一緒に活動ができないかと、本気で思った展示会でした。ご紹介ということで。

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原山様の花傘提灯に飾る花づくりの日

 8月14日は原山様のお祭り(御射山祭)に飾る花傘の花づくりの日です。御射山神戸の集落では8月26日~28日の原山様に、各家々の木戸口に、和紙で花を飾った花傘提灯を飾り祝う慣わしでした。 ところが40年前頃から、和紙の花がプラスチックに変わって、花づくりの日は消えていました。

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花づくりを子どもたちに伝承しようと復活して5年目。作り方は、先ず竹のひごに緑色のテープを巻き付け、食紅で染めた和紙二枚に黄色のテープで芯を作って挿し、ひごに5ケずつ花を付ける作業を大人も子どもも一緒になって作る日と決めてから、個人の家でも手づくりの花を飾る家も増えています。子ども会育成会が年間のスケジュールに組み入れてくれたので伝承していける。P1030940

「傘を指してみたい。」と言うので、出来上がった花傘をさしてもらった。

P1030944 おやつの後で、名古屋大学大学院生の石川俊介氏から、諏訪大社と原山様(御射山祭)の関係などを子どもたちにも判るように話して頂いた。諏訪大社の様に大社と付く神社や神宮と呼ぶところは、大きな会社の様な組織になっているなど、子どもたちも真剣に聞いていた。諏訪大社は、北海道から九州まで約5,000社ほどの神社の総元にもなっていると聞いて、驚いた様子だった。

午前8時から始めた作業は、11時まで掛かったが、今年も8月の26日から28日の3日間、御射山神戸の八幡社境内に飾って祝う事が出来そう。皆さんお疲れ様でした。

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図書館司書研修を受けています

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 このところ地域づくりには図書館の役割が大きいのでは、という考えから図書間見学などにはまっています。今回は、図書館司書の方むけのステップアップ講座というのを受けてみました。

 1年間で6回ほどあるのですが、ほぼ一日つぶれます。今回は、岡谷市立図書館にて、調べ学習の基本と、諏訪の図書館ネットワーク(蔵書を融通しあう)のお話でした。図書館ネットワークは、公立図書館と学校図書館(小中学校)との連携がすばらしい仕組みでしたし、調べ学習は、ワークショップ形式で、勉強することの基本を教えている現場を知ることができました。

 ついでに、岡谷図書館を見学。ちょっとした木立の中にあり、なんとなくですが歴史を感じる図書館です。特筆すべきは、郷土資料の多さです。多分もっとも力を入れているジャンルなのでしょう。

 また、ディスプレイも歴史的なもの(近代化遺産)をうまくまとめてあり、好感が持てました。この図書館めぐりはシリーズものになりそうですが・・・(笑)。

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明治大学農学部・農業経済学科の学生訪れる

7月31日 午後3時、御射山神戸八幡社の境内で、待ち合わせていたのは、明治大学農学部・農業経済学科の3・4年生と橋口卓也先生。橋口先生とは、2月にお会いし、御射山神戸地域の取り組みの活動が、面白いと興味を持たれ、今回学生を案内して下さったとの事。

 御射山神戸がどんな所か、先ず案内した所は、国道20号線から甲州街道に入って、たった1本残った一里塚の欅の大木。車から下りて木の根元まで上って体感し、その太さと枝の張った広さに圧倒された様子。P1030891

 実は、その周りから西山側の一帯は、農地だったところ。その荒廃化を実感してもらう為、手が入っていない場所と、ステップアップゼミや御射里の会が年々少しずつ開墾した違いを、マイクロバスで見て回った。生憎の雨模様で、バスの中からの状況説明だけだったが、ヒツジの放牧や草刈など管理されているところの実態を理解して頂けたと思う。

 その後、御射人庵で今までの活動してきた「御射山神戸散策マップ」「御射山神戸ふるさとカード」などと、「ちいきでのとりくみ」などを資料に、説明。学生達に伝えたい事は、「これから先、日本を背負っていく皆さんに、現場の状況を把握して、計画を立てて欲しいこと、自分の育った地域の足元の歴史や伝承文化を調べて欲しい。」また、「今自分たちが活動しているのは、次世代に荒廃したままの状態で渡す事は、恥ずかしいので、出来るときに出来ることをして、準備している。」と言う様なことを話した。

P1030892 学生達の多くが首都圏に近い都市部の出身で、農業とは無縁で育った方たちだったが、最後に1人ずつ感想を言ってもらった中に、育った地域のことをほとんど知らないで今まで来た反省、次世代へ譲る為に頑張っていることを評価してくれたこと、足元の調査が大事であり、仲間がいて地域興しをしていること等に気付いてもらえたことが、何より嬉しかった。ここに関わってみたいと言う方も居て、若い人たちが、経済的にも生活できるような仕組みや発見をして欲しいと思った。

これからの農業が面白いと言う分野になって、子育ても充分出来る魅力ある就農先になれば、若い世代に受け入れられるだろうに!! 若い方たちの考えにも接することが出来ました。出会いに感謝です。

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