« 公募図書館長 | トップページ | 自殺したくなったら図書館に行こう »

公募図書館長 その2

 なんかコメントがついてしまって・・・。根が単純なのと、これはちゃんとレポしなきゃいけないことかもと思い、続きです。正確ではないかもしれないですが、発言をかいつまんで・・・。

(伊那)それぞれの館長を他己紹介。

・70年代正統派文系・・・大町

・表現の人・・・小布施

・なんでもいいから一歩踏み出そうぜ・・・佐久

(大町)それぞれに心がけていることいることをあげてくれるように質問。

(佐久)①アピールする。来た人は逃がさない。図書館に働いている人が「何かやろうよ」と言い出す雰囲気を作る。

②毎日毎日ある、記念日にあわせたプレゼン。

(大町)①「本のある庭」を目指し周辺環境の整備。                     

②高齢者による、病院の待合室のような利用が多い。憩いの場として作っていくことが必要。

(小布施)①場作り。町中を図書館として考えようじゃないか。先頭を切りながら黒子になっていく。仕掛けを作っていく。

②長い目での地域づくり。喜ばれているかどうか、コミュニティに常に問う。

(ここからはざっくばらんなやり取りになったので発言のみ)

・小布施はコミュニティに問える環境が作られてきた。だから逆にそれを利用する。

・コミュニティに問いかけても返って来ない地域が多い。議論する風土がない。人のネットワーク作りから始めなければならない地域が多い。

・まち作りは風土性におんぶに抱っこせざる得ない。

・来ている人を大事にする。

・図書館は時間をつぶすところではなく、時間を膨らませる場所にしたい。いろんな人が来るというパワーがある。

・目の前の現場に立てるか立てないか。現場と図書館の役割との距離にあせってしまうこともある。

・図書館の相反する性格。人とコミュニケーションがとりたい人も来るし、取れない人もくる。個人個人が安らぎを求めてくる。

・図書館サービスの本質とはどこにあるのだろうか?

・自分なりに情報を編集して、何とかする能力、これが一番大事ではないか。図書館がそこに関わること、そこまで考えている。

・正直、それは余計なお世話じゃないか。図書館にできる事は、本を通じてどうできるかということだと思う。やれる範囲を自分の中で決めたほうがいい。

・大きく広げてしまうと、しんどくないか。本だけでは解決できなくなる。

・それはそうだが、誰もやらなかったら、自分がやるということも大事ではないか。しこから入って、遠い道のりをまわりまわって本に行き着くから。

・図書館は何でもやれるけど、なんでもやれないところ。

・利用者のニーズと、仕掛けるほうの積極的な企画が両輪に・・・。

・サービスの受け手としての市民しかいないのか?投げかけるのは僕らだけでいいのか?

・企画が独りよがりじゃないかと思うことがある。

・どんなにうまく行かなかった企画でも、一人や二人は引っかかってくる。

・公募で選ばれてる意味を考える。今までとは違うんじゃないか?という期待がある。

・図書館職員と「こういうことがいいんじゃないか」という思いを共有する。職員が最高の理解者と思っているか?

・館長の仕事は、職員の仕事上でのやりがいのようなものを見つけてあげる仕事。

・図書館員には「本が好きな人」よりも、「人が好きな人」が向いている。これは大前提。

・図書館員との信頼も大事。だが、長である限り、たとえば映像の仕事なら、「駄目なカメラマンは切る」ということがある。そういうこともしなければならない。

・コンセプトはどう伝えているか?

・図書館長として、職員との対話している。理念は勝手に作ったものではない。もちろん行政が作ったものでもない。

・行政というのは、市民からの理不尽な要求にもできる限り応えなければならない。このとき、理念をもつべきだ。

(ここで、記録者、時間切れで退席しました。この時点で予定時間を20分ほどオーバー)

感想です。お話の中で、まちづくりは、風土性に左右されるというくだりがありました。公募館長の採用もそれと同じだと思いました。公募館長によって変わって行く図書館の方向性は、公募館長の個性に左右されるということです。これは一種のばくちか?でも意表をつくことだけは確かです。これは住民にとって、「楽しい」事だけは確信できました。図書館長公募は、楽しい行政への第一歩かな。

|
|

« 公募図書館長 | トップページ | 自殺したくなったら図書館に行こう »

図書館」カテゴリの記事

コメント

レポート、ありがとうございます。
なかなかみなさん[個性的]ですね。

ご指摘にあるとおり、図書館長が変わったら図書館の性格も変わってしまう?
図書館経営はアートそれともサイエンス?
できるかぎり、僕の次に山中湖情報創造館を山中湖情報創造館たらしめる図書館経営(サイエンスの割合を多く)することもまた、必要なことだろうなぁ、と考えています。

ありがとうございます。

投稿: 丸山高弘 | 2010年10月31日 (日) 22時35分

伊那図書館の平賀です。
ご参加ありがとうございました。また、レポートありがとうございます。つきぬけてる3人の中で進行役としては「悩めるカンチョー」役を演じるハメになりましたが、図書館はとにかく楽しい!3人と話すたびに元気と勇気が湧きます。
館長は、プロセスを企画しマネジするだけ。行き先はコミュニティが答えを持っていると思っています。
今後ともよろしくおねがいします。デジタルアーカイブの取組みも注目してます。
P.S. 富士見といえば、この夏高遠ブックフェスでの伊那図書館企画「リトルプレス+」のワークショップ「もし高校生がデザイナーと企画会議をしたら」に富士見高校のみつばちクラブが参加してくれて、素晴らしい彼らに僕も観客もカンドーしました。

投稿: He-san | 2010年11月 4日 (木) 23時47分

丸山さん、少しはご参考になったでしょうか?レポートするのが目的ではないので不足の部分は、あしからずです。
また、平賀館長さんまでカキコくださり、ありがとうございます。なんかこの間の「言いたい放題」では、随分悩んでいるようにお見受けし、個人的にお手紙でも書こうかなと思っているところです。
私は とにかく相手は大物なので、手ごわいですが、あそこでおっしゃっていた、情報を選択して自分なりに云々といったような力は、本当に必要だし、そこを目指すべきだと思います。でも、結果が出ないんですよ。10年20年のスパンで見ないと・・、もしかするとそれ以上かも知れない。
 で、予想だにしていなかったところから、ああいったミツバチクラブみたいのが出てきて。
 そこが面白いところじゃないでしょうか。
 で、平賀さんはミツバチ姿の女子高生に一発でいかれちゃった・・・って事ですね(^O^)。

投稿: かまねこ | 2010年11月 7日 (日) 19時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/397928/37454106

この記事へのトラックバック一覧です: 公募図書館長 その2:

« 公募図書館長 | トップページ | 自殺したくなったら図書館に行こう »