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2012年5月

方言でコラボ つーかバトルかも!?

 京都から朗読関係のお友達が来るので、富士見でいろいろやってもらいやしょうという方の発案で、方言でコラボならぬバトルが繰り広げられました。

 まず一日目は、ブックカフェ&コミュニティカフェの「和茶もん」にて、京都勢v.s.甲州軍団。

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 京都からは、小椋池の狸の話が・・・楽しかったぁ。そして甲州軍団からは、お約束な嫁と姑のお話、こちらは何回か聞いているんですが、いつ聞いても面白く笑えるんですよね。嫁のご飯に毒薬をもって、それを気づかれないようにニコニコしろといわれた姑。そうやってニコニコするうちに、仲良くなってしまうという昔話です。甲州軍団は北杜市からですが、なかなかの甲州弁の使い手ぞろいで、いつも笑ってしまいます。

 翌日はコミプラで、京都勢v.s.富士見方言。こちらはまあボチボチという感じでしたが、京都勢の金子みすずの作品の朗読が素晴らしかった。

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 1日目は、出演者が多く、観客は入れない(笑)という噂の中、何とか入り込みました。2日目は、結構な人数が聞きにきており、遠方からのお客さんへの面目もたったようです。

 京都勢は旅行に来たそうで、本人たちにはまあいい迷惑(!?)だったかもしれませんが、結構楽しんでおられ、なかなかいい企画でありました。甲州軍団のお話会は時々「和茶もん」でやっているので、機会があればどうぞ。

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ヒツジの毛刈りイベント

 さて、このところ何回かに分けて、ヒツジの毛刈りを行いました。昨年は震災の影響や、口蹄疫の関係でお休みとなりましたが、今年はイベントとしても復活しました。

 まずはイベントのほう。

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 まあ、いつもどおりの刈り方なんですが。

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 今回はアイドル“ヨウタロウ”君が大活躍。人懐っこいんだよこれが。

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 ちびちゃんたちも大集合。

 ヒツジに乗ろう体験や、赤ちゃんヒツジと触れ合ったり、皆さん楽しまれました。

 で、先日は諏訪養護学校の生徒さんたちもこられました。

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 こっちは、刈った毛を洗って、紡いで、織物を織るまで、やってみる予定です。どんなものが出来上がるか、請うご期待。

 

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KOTOKO

 最近名古屋づいていて、また用事で出かけたついでに、観てまいりましたよ、「KOTOKO」。主演がCoccoで監督が「鉄男」の塚本晋也、それで、テーマが育児ノイローゼかなんかという事前情報。かなり痛い映画なんだろうなぁ~と期待に胸を膨らませながら、名駅裏のシネマスコーレ(道からいきなり映画館のあそこです)へ。 

 結果、やっぱ予想通り、痛すぎでした。リストカットやら被害妄想のような場面の連続で、もともとCoocoがそんなような情緒不安定気味なので、現実なのか、作品なのか、区別が付きにくいうえに、次第に“病状”は悪化していくので、いわゆる楽しくない映画の代表のようなものに仕上がっていました(笑)。

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 チラシのこの画像からも痛々しさが伝わってきますよね。しかし、Coocoの演技はなかなかのもので、随所に塚本さんらしい残酷シーンもちりばめてあり、マニアックな視点では満足してしまいそうな・・・そんなあやうい映画でした。

 たぶん、児童虐待って、やってしまう当事者の心の中はこういった「大切な人を守りたいから殺してしまう」みたいな究極の愛情で満ち溢れていて、それを実行に移してしまうことなんだろうなぁ・・・そんなことも感じました。

 ネタばれですが、次第に病状は悪化(たぶん統合失調症を発症していく)、最後はそれなりの隔離病棟のようなところに入ってしまうんですね。

 デヴィット・リンチの「インランド・エンパイア」を統合失調症の発症過程と解説した精神科医がいました。あの映画は患者に寄り添いすぎて、時系列がめちゃめちゃで観客には気を使っていませんでした。そのぶん「何がどうなってるんだ」と展開を予想できずに、延々とわけのわからない映像を見せられ続けるという、サスペンス的?要素が感じられましたが。

 「KOTOKO」はその点、時系列を尊重しており、まあわかりやすいっちゃあ、わかりやすかったですね。リンチ的なフェティシズムあふれる映像の展開はありませんが、楽しくない映画が好きな方にはお勧めです。長野県では、松本のシネマセレクトで6月1日(金)19時半~(於ける松本市民芸術館)の上映があります。お見逃しなく。ついでに、松本シネマセレクトの活動も、すんばらしいので、応援したいですね。

 この日は、この映画を観てから、名古屋での用事を済ませて、バスを最終のものにして、「SR3」も観てしまいました。えらく重い映画鑑賞の日になったということで・・・そっちの話はまた後で。

 

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フリーペーパー 「WB」

 ステップアップゼミ メンバーも参加している「としょかんだいすきの会」。その会が、会としてリクエストしていた、フリーペーパーの「WB」が富士見町立図書館に配置されることになりました。

 「WB」は、早稲田文学という雑誌を出している早稲田文学編集室が出しているフリーペーパーです。私がこのフリペに出会ったのは、見学にうかがった千葉県の浦安図書館。図書館自体も凄かったんですが、こういったフリペ(今でこそあちこちに配置されていますが、その頃は図書館配置は珍しかった)も配置してあり、自由にもらえる様になっていました。

 浦安でいただいてきたのは、これです。今はもうちょっとビジュアルチックな表紙になっています。

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 どんな冊子なのか?こちらをご覧ください。

http://www.bungaku.net/wasebun/freepaper/index.html

 ホームページによると、・・・

  「WB」は、文学と哲学、思想のフリーペーパーです。ここに登場する作家や批評家・研究者は(現在の日本の文学・思想を代表するようなひとたちもたくさんいます)、ぱっと見ではちょっと変わって見えるかもしれませんが、たぶんみなさんの身の回りにもたくさんいるようなひとたちです。 ただちょっと違うとすれば、彼らの生活のなかには、文学のコトバや思想のコトバがそれぞれいくらかずつ入り込んでいて、そのことが、世界をちょっと変ったふうに捉えさせたり見せたりすることくらいです。

                                            ・・・・・・・

 という感じ。ちょっとサブカルのにおいも感じられる、おしゃれなフリペです。年3回の発行で、毎回20部ずつ配置される予定になっています。最新号は2011fall 号。富士見中学校の校歌を作詞した重松清さんと古川日出男さんの対談も載っているこの号から置かれるのではと思います。

 図書館で見かけたら、お持ちになってください。余るのもなんですからね(笑)。

 そして、私らのフリペ「としょかんだいすき」も忘れずに・・・・

 

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まちミュー諏訪デビュー 富士見町にフットパスの風 

 いよいよ「まちミュー諏訪」デビューです。諏訪地方でフットパスのガイド&ツアーを実施していこうという試みです。私らステップアップゼミが幹事(事務局)をつとめ、岡谷近代化産業遺産を伝える会、諏訪大社神宮寺周辺のガイドブックを作る会、入笠山周辺でガイドブックを作る会、井戸尻縄文ファン倶楽部などなどのグループが参加し、諏訪地方にフットパスの風をふかそうと立ち上がりました。

 フットパスって何?ウォーキングとは違うの?なんて質問もあるかと思いますが、フットパスは、どちらかというと健康づくりは二の次、地域の文化や、地域の人たちと触れ合うことを目的としたものです。

 で、今回、ガイドブック作りもスタート。まずは、岡谷の近代化産業遺産をとりあげ、諏訪や富士見もだんだんと作っていきます。作成は山梨の「つなぐNPO」というグループ。2年越しの企画がいよいよスタートです。

 オープニングイベント(フットパス)は、20日開かれる、御射山神戸でのフットパスです。町の観光協会と共催で、まあまあの人数も集まり、滑り出しとしてはいい感じです。

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お天気もよさそうですし、今から楽しみですね。

また、実施した結果も報告します。

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ヴィレッジ・ヴァンガード

 いや~~、久しぶりに頭をガツンと殴られました。というか、この書店を今まで知らなかった自分が恥ずかしいです、マジで。

 ということで、名古屋の中央店に行ってきました。松本なんかにもあるのだけれど、テナントとしてなので、独立店舗が見たいということもあり、発祥の地で交通の便がいい場所を選びました。

 名古屋の栄のナディアパークのそばということで、ナディアパークに行けばわかるだろうと、その辺を歩いたのですが見つかりません。そうなんですよね、事前にあまりネットで調べなかったのと、大きな書店の名古屋中央店なんてのは、大きなビルの1階~3階くらいを占めていて、すぐわかるんだろうなぁ~~という先入観でいっぱいで、何回か前を通っていたのに、気がつかなかったんですねぇ~~。

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 で、これなんだよ。2階建ての倉庫改造風で、ガンガン音楽がかかってる。店先に並んでいるのは自転車(もちろん売り物)で、ガチャポンもあったりして、とても本屋には見えないよこれ。

 それで店内に入ると、音楽ガンガンで、それもコーナー(いろいろコーナーがある)ごとに違った曲がかかっているので、一時期の渋谷の街角みたいで、まあ、ご年配の方(私も片足突っ込んでいますが)はすぐに逃げ出す感じ。

 そして、7割くらいが雑貨で、まるでドンキホーテ状態にゴチャゴチャ並んでいるんです。

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 しかし、凄いんだよ!? 壁際にところどころある全体の3割程度の量の本の選書が。それとポップのセンスがほんとに凄い。

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 でね、ここなんか料理の本の横に食材、それもかなり怪しげなアジアンテイスト系のものが並んでて、たぶん本と一緒に買ってくよ、普通の方は。

 そしてこのポップ。

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 体にやさしいSEXの本とか、ヨガでシェイプアップみたいな本とか、ニューエイジ系(死語かも)フリーな本が並んでて、ポップが「エロい女が好きだ~」だよ。これ凄すぎだよ~。そうそう、ここ、女性向けコーナーです、念のため。

 あまりに、衝撃を受けたので、帰ってきてから、創業者の方の「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」という本を買って読みました。しゃれで仕事してるような、そんな方で、私よりも10歳以上も上ということにも、かなり衝撃を・・・。

 この本の内容は、図書館流通センターの図書館などへの頒布誌「週刊新刊全点案内」に1990年代後半に連載されてたそうで、そんな前からメジャーだったんだと、愕然としました。やっぱ田舎にこもってると情報遅くなるねぇ~。ネットでの情報も限界かも。

 それよりなにより、図書館関係の集まりや、司書の講座、図書館関係者のブログなんかでもヴィレッジ・ヴァンガードなんて単語、ほとんど出てなかった。このまま取り入れろとはいえないけれど、これ知ってれば「ヤングアダルトコーナーをどうするか」なんて問いも、ほとんど無効じゃないかぁ・・・と思ったわけでした。図書館関係者がんばって~~。

帰りに、すぐそばにある丸善の名古屋店によりましたが、あまりのギャップと静けさにいたたまれず、すぐに出ました。そして駅前のジュンク堂名古屋店によって、なんとか自分を取り戻し(笑)、帰路に着いたのでした。ジュンク堂それだけがんばってるって思いましたが・・・さすがに異次元かなと感じましたね。(丸善とジュンク堂は系列会社です:念のため)

 皆さんとっくにご存知の話題で、失礼しましたぁ~~m(_ _)m。

 

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耕作放棄地の開墾

 ステップアップゼミで、管理している農地がある場所で、一箇所、所有者の方がなかなか手を入れられない場所がありました。畑の方は何とか耕起してくれていたのですが、畑の横にちょっとしたスペースがあり、梅やらスモモやらキウイやらブドウなどが植えてある場所が藪になっていました。

 「何とかしたいなぁ」といつも仲間内で話していたのですが、予定した日が雨でできず、今週やっと出来ました。ただ、参加者が都合付かず、3人でやったという形です。ちょっと疲れました。

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 こんな感じのがさ藪で、コンテナやら、マルチやら、ハウス骨材やら、ビニールやらが渾然一体となってゴタゴタと置かれている状況。また、果樹には葛などのつるがからまり、樹形がわからないほどです。

 イバラもひどく、そういったものを一本一本手で、取り除きながら、午後中かかってやっと綺麗に出来ました。

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 ちょっと、画像を携帯でとったので、わかりづらくてすみません。

 耕作放棄地は、こういった田畑一枚一枚の対応を積み重ねて、その地域全体が綺麗になっていくのです。そして、一枚一枚、その地主さんの都合や事情や背景があるんですね。それに対して、丁寧に対応をし、信頼を得てはじめて、私たちが手をつけられるわけです。

 子どもは遠くに出て行ってしまって、誰も後継者がいない。自分でやってきたけど、急に体がきつくなった。全然出来ないからほったらかし。そういった事情を知った上で、どういう風な土地利用にするかを考えて、話を勧めていきます。

 行政などは、やはり上から目線になりがちで、なにかお金になる作物を推奨すれば、地主もやりだすんじゃないかとか、補助金で誘導しようとか、そんな風にやることも多いようです。

 でも実際に、現場でやってる者から言わせていただければ、一枚一枚こつこつ実績を積み重ねるしかないのです。

 そこが勘違いしやすいところですし、一握りの成功例と自分たちを重ねてしまうという間違いも犯しやすいんですね。

 しかし、今日はきつかったぁ~~。風呂上りのビールもうまかったぁ~~です。

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ニーチェの馬

  時々、映画のことも書いてみようかと思って、カテゴリを作ってあるので、この間見た映画のお話を・・・。

 「ニーチェの馬」という映画です。芸術新潮にずいぶん大きく取り上げられていて、見てみる気になりました。正直、この映画を撮ったタルベーラという監督の事は全く知らず、芸術新潮の記事で始めて読み、どうも、自分好みの感じかなと、わざわざ(といってもついでの用事もあったのですが)名古屋まで見にいきました。

 とんでもなく、暗い映画で、かつ長い。舞台は荒野にあるあばら家、そこに父親と娘(いき遅れ気味の)が暮らしていて、その二人の何日間かが描かれます。とはいっても、なにか大きな出来事があるわけではなく、ただ起きて、水を汲んで、食って、ボーっとして、寝るの繰り返しです。後で考えれば、大きな出来事は淡々とおきてるんですが・・・。

 題名の中のニーチェというのは、なにか、ニーチェが晩年、路上でいたぶられていたある馬を見て発狂してしまったという逸話からきているようですが、物語には直接は関係ない。ただ、映画の中で饒舌な訪問者が訪れ、なんとなくニーチェが言っているようなことをにおわします。しかし、正反対のことも言ったりもしてるので、監督の意思はよくわかりません。

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 そんな感じなのですが、その食事というのが、ゆでた大きなじゃがいも一個で、それをふうふう言いながら食べてます。それを日によって、アングルを変えて、また、前の日には映っていなかったものを入れたりするので、言葉で書くとえらく退屈そうなシーンの連続なのですが、映画としては寝ないで(笑)、見ていられるなかなかのレベルになってるんですね。

 この監督、これが最後の作品だとのたまっていますが、まあ、クソみたいな映画全盛でいやになったようなことを言ってます。ラストはなんだか「世の中終わりだよ」みたいな感じで、さすがに心にドカンときました。

 タルコフスキーはとっくにいないし、アンゲロブロスもこの間死んじゃったし、この手のわけのわかんないけどなんだか重いというような映画を撮る監督は少なくなってしまって、寂しい限りです。まあ、この監督の事は知らなかったんだけど。

 で、これをかけてた名古屋シネマテークという映画館。きてます。まだこんなところがあったんですね。うれしかったです。

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 見に来ている方たちも気合の入った、怪しい人たちばかりでした。

 

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村の水はどこから  汐の水開け

 以前、ブログでも紹介した、村の中の小さな汐の水開け。今年も共同作業としてありました。今年は、大規模な間伐を行ったので、小枝がたくさん汐の中に落ちていて、かなり大変。それでも、参加者4名(昨年畑を休んでいた方が復活)で、黙々と働きます。

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 いつもは、里から1キロほど入ったところを開けるのですが、今年は、どうもその上の汐が開いておらず、ちょっと水量が少ない感じ。そこで、上の汐も開けに行くことになりました。さらにそこから1キロほど上流、というか小さな尾根をのっこす形で、隣の谷に入るという状況です。今までは思沢(「オモイザワ」=川の名前)の支流から水を引いて終わりだったんですが、その支流まで、尾根をうまく巻き込んでのっこす形で汐が作ってあったんですね。

 で、ここが思沢の本流から引いている場所。

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 上手に、尾根をのっこす様に出来ています。誰が作ったのか聞いてみたら、「ご先祖様」という答えが返ってきました。まあ、水を引くことに対する努力というのは並大抵でないですね。山の中の汐というのはこんな感じで流れています。

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 水開けが終わってから、付近の汐の様子をちょっと見て回ったんですが、上で繫がっていたり、下で繫がっていたり、里の思わぬところに出ていたり、ものすごく複雑でした。思沢の支流と思っていたところが、釜無川から引いている神戸汐と合流していたりして、自然の川や谷に見えるところが、人の手によって作られたものなんですね。

 この水路、昔は水開けといえば40人も50人も出て共同でやったそうです。今では4軒のみ。山も里も畑も人が少なくなり、滅びるべきものなのだから、滅びればいいという声が聞こえてきそうです。ただ、これに手を入れる人がいなくなれば、川や沢は間違いなく荒れて、暴れるでしょう。

 別荘暮らしもいいですが、農業(というより農的な暮らし)に関わる人が減る事は、実は大変なリスクを伴っていると思います。富士見町も、都会から人を呼び込もうとしています。しかし、そういうことも含めて、背中に背負ってくれる人が、増えてくれないと、たぶんきっと困ることになるのではないでしょうか。

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