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ジブリ映画のようにも見えてしまう 「ももへの手紙」

  アニメです。なんでもジブリ映画の高品質を支えているアニメ職人たちが作った映画だとか。可愛らしいチラシの絵に誘われて、見に行ってみました。

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 瀬戸内海の小さな島の親戚の家に、母親が移住したがために、ついてこざる得なかったももという女の子。その家は、昔風の佇まい(もうこれで、「おおかみこども」と似通った匂いがしてしまったのでした)。そして、なくなった父親(そういう設定)が仏様になるまで、ももを見守る妖怪のような存在が3名(なんだか知らないが、ももや幼い子供には見えてしまう)。

 ここを中心に、ややドタバタ劇気味に物語は進みます・・・と書いてきて、なんだかトトロの世界にも見えるし、ポニョのようにも感じるし。まあジブリ関係の職人が作っているのだから、当たり前か。

 話は一種の少女のひと夏の成長譚。夏の日々を過ごした最後に、急病の母親を助けるために、嵐の中を瀬戸大橋のような橋(通じてはいるが完成したわけではないという設定)をわたって行くのですが、さて、それで、どうしたのか・・・という肝心なところがよくわからない。医者を連れてきたのか、薬でももらってきたのか??一番大事なところが、へんにぼかされてるんです。う~~ん、どうなのだろう。

 アニメだから、話の辻褄なんてどうでもいいんだろうか?そんなことななくて、大事な場面はつじつまがあって欲しいかな。

 そして、その結果、宮崎駿の作家性のすごさが逆照射されるという皮肉な結果となっているのですよ。荒唐無稽、話のつながりのなさなど、宮崎駿がつくると辻褄が合わないものも許されてしまう。でも、このももへの手紙では、そこが目立ってしまう。これはどういうことだろうか、と考えたわけで。それは、ひとえに、「訴える力」の差ではなかろうかと。そんなことを感じさせうる一品になっています。まあ、何も考えなければ、これはこれでさわやかないい作品なのだけどね。そんなことじゃダメか((^O^))。

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