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カンタ!ティモール

 原村で行われた星空の映画祭のグループで、なんだか定期的に映画を上映していこうとしているようで、今回その第1回じょうえいがあり、観てきました。

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 いきなり、この傾向の映画で、正直びっくりしましたが、この手の、いわゆる「メッセージ性」の強い映画にしては、とてもよくできた映画だったので、ご紹介します。

 舞台は、かつてインドネシアだった東ティモール。何年か前に独立し、その際の虐殺などゴタゴタが、報道されていましたので、ご存知の方も多いかと思います。その独立までの出来事を取り上げながら、地域に昔から伝わる伝承や信仰などを非常にうまく組み合わせていました。独立までの弾圧や、インドネシアからの攻撃など、厳しい場面も多かったですが、昔からの暮らしを淡々と続けてきた、現地の人たち、そこから発せられるメッセージも、結構大きく届いていました。

 多分これから、その部分がどうなっていくのか?経済的な発展を目指して壊してしまうのか?それとも、何か新しい道を示してくれるのか?そこらへんをこの監督さん(非常に若い女性のようです)、これからも追い続けて、映画にしてくれると面白いかなと・・・勝手な思いを抱いてしまったわけです。

 一応、感心したのは、あまり通訳をつかわず、現地語(だと思う・・・もしかしたらポルトガル語だったのかも)で、直接インタビューしていたように見えたこと。もしそうだとしたら、なかなか素晴らしいと思います。

 途中、なぜこの地域でこのような紛争が起きてしまったのかを、かんたんに説明していましたが、やはり、先進諸国の資源争奪、インドネシアもそこを手放したくなかったことなど、まぁーありがちな原因が語られます。

 やはり、私たちの生活が豊かなのも(豊かだったといったほうがいいかも、今時)こういった国からの収奪のおかげなわけで、そのへんはしっかりとらまえて、じっくり噛み締めてみたほうがいい映画でしょう。

 日本国中でみんなが夜明けのコーヒーを飲むと、何人の子供が飢餓に陥るのかとか、ほかにもあるけれど。救いのように見える、「フェアトレード」も、実際はどうなんだかという説もありますし。もちろん国内ではコーヒー屋のマーケティングツールに成り下がっていますよね。

 現金収入を得るため、コーヒーなんか作っているので、自分たちが食べるものを作れないってこともあるし・・・。

 そんなことで、このあと、県内でも何ヶ所か上映されるようです。ぜひお出かけください。

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