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2013年4月

なにがなんでも ヒツジだいすき

 今年もやります。ヒツジの毛刈りイベントです。今年は6頭中、人工哺育した仔ヒツジが3頭。なので、かなり慣れています。それで、いつもはやらないようなレースとか、哺乳とかもプログラムに入れてみました。

 一応、チラシを貼っときます。

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 ぜひ、お子さん連れでおいでください。

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ある直売所での話

 町内のとある直売所での話です。

 ミニトマトを出荷した人がいたそうです。で、担当者が並べているとなんだか入れ物がベタベタする。よく見てみると、ほのかに生臭い。おかしいと思い、裏返してみると・・・・「ノルウェー産キングサーモン」「○○ △△店(スーパーの名前)」とかなんとか書いてあるシールが貼ってあったそうです。

 もう一つ、ほうれん草は透明のフィルムででくるんで出荷するのですが、ある方が出したもの、バーコードが読み取れない。見ると、バーコードシールがなんだか黒ずんでいる。さらによく見ると、フィルムもなんだか薄汚れている。出荷した人に聞いたところ、去年返品になったものを、片付けるときに、フィルムをはがして洗ってとってあったとか。バーコードは同じ100円売りだから、そのままでいいやと出荷したそうです。

 この二つの話を聞いて、思い出したのが、祖母のことです。学生の頃、祖母の家(鉄道で5時間程度の旅)を訪ねるとき、母がおにぎりを作ってくれて、途中で食べて、包んであったアルミホイルを、祖母の家でゴミ箱に捨てました。その時、祖母はもったいないと言って、洗って干していました。聞いてみると、いろんなものが包んである、ラップとかホイルとか、全部あたって再利用していたのです。もちろん新品のサランラップとかアルミホイルなんかかったことないと言っていました。

 6次産業だとか、産直だとか、今では様々な取り組みがされています。直売所でも、きれいに包装されていないものは売れないそうです。

 たぶん、この地域もつましい暮らしをしていたがゆえの、こういった出来事なのでしょう。

 農村にこういった「飾り立てれば売れる」みたいなマーケティング的な考えを入れることがいいのか? そんなことには手を出さず、つましい暮らしを美徳と考えるのか? 難しいところです。

 なんだかそんなことを考えてしまいました。

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オディアールの「君と歩く世界」

 ジャック・オディアールは好きな監督のひとりです。といっても2作しか観てないですが・・・。自分の中では、なんて言うか、作家性というか、観ればすぐ、この監督とわかる特徴があって、それでいてワンパターンではないというのが条件のような感じです。

 で、この作品、裏のモチーフになっているのは、やはりフランスの抱える闇です。「真夜中のピアニスト」では不動産業である主人公が絡む“地上げ”であり、「預言者」では刑務所の中をしきっている“コルシカのマフィア”でしたが、今回は“賭け格闘技”の世界と、“移民と貧困”です。

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 もう予告編なんかでは、ただただ足を失った女性のお涙頂戴映画かぁ?と思わせてくれましたが(またはお涙純愛映画)、どっこい、なかなか骨太ないい映画でした。主役は、絶対、筋肉○○チックなこの男性の方です。もう最初から、子供を殴る、人生に対する単純な思考、喧嘩になったらほとばしる闘争心、と飛ばしていきます。

 この女性(マリオン・コティヤール)が足を失ってしまう話は、サイドストーリーに過ぎなくて、アリ(男性の劇中名)の成長が主題になっている印象。物語は淡々と進むんですが、随所に登場人物たちの、感情がほとばしっているシーンが散りばめられます。そうやってほとばしらせたあと、人間として、今まで理解できなかった、人間関係や、人生に機微、人に対する愛情なんかを、文字通り“学習”していくのです。

 そのほとばしりが尋常でないあたりが、この監督の作風の特徴とも言えます。

 そして、南フランスの陽光。南フランスなんか行ったことないですが、この太陽のまぶしさが、本能的に生きるアリには似合っているんですね。太陽が眩しかったから、人を殺した・・・みたいな(劇中では殺しませんが)。

 この男優さん、新人らしいのですが、この男のおバカさかげんを、いい感じで表現しています。足を失った彼女と親密になり、ディスコに連れて行くんですが、そこで、別の女の子をナンパして、「先に帰るよ」とか言ってしけこみます。翌日、彼女に、嫉妬バリバリで「昨日はどうだったの」と聞かれるんですが、何食わぬ顔で「普通だよ」(ノマルって言ってました)みたいに、答える。まあ、いいです。その単純さ、何も考えていないっていうところが。

 また、格闘技で殴り出すと、もう闘争心で自分を抑えきれなくなる。このあたりも秀逸。暴力を肯定的に描いていて、また、そういうものにどうしても惹かれてしまう女性というものも、心理描写を絡めて、きめ細かく描き込みます。当初、とても理知的な“デキる女”っぽく行動していた彼女も、アリのマネージャーになって、賭け格闘技で一端の「顔」になっていきます。

 いやあ、いい監督にめぐりあいました。目が離せないかな。

 

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諏訪大社周辺散策ツアー 実施前の下見

 諏訪大社周辺、神宮寺地区のガイドブックが出来上がり、新聞の取材を受けました。ついでに、4月26日(もうすぐです)に行われる山梨からのバスツアー受け入れの下見をしてきました。

 ほんのざっとの下見でしたが、諏訪市立博物館→諏訪大社→法華寺→神宮寺跡→北斗神社→神長官守矢資料館→空飛ぶ泥船、高過庵→前宮と、このコースを歩きます。午前中、博物館を観て、午後歩くというこのコース。だいたい16時ころを終了と予定しています。

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 コースをたどりながら、諏訪市立博物館、神長官守矢資料館などに、ガイドブック完成の報告をして、一部ずつ贈呈してまいりました。諏訪博物館では、販売用に配置してもらうお話もさせていただきました。

 こういった“雑務”がこれから増えてくるんだろうなぁ・・・とちょっと憂鬱ですが、大勢の方を案内する、未来みたいなものに、喜びを感じてるこの頃です。たくさん参加されるといいなぁ。

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村上春樹のエッセイ 「おおきなかぶ、むずかしいアボガド」

 昔は・・・ファンだったのだけれど、最近のあの発売時の大騒ぎについていけないのと、図書館で借りることがほぼ不可能なので、最近読んでないんだなぁ・・・。

 しかし、エッセイは、それほど読まれてないのか・・・どうかはわからないけれど、割と図書館でも借りることができます。それにあんまり書いてないんだよね、エッセイ。これは本人も、この本の中に書いています。

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 というわけで、今回は「おおきなかぶ、むずかしいアボガド」。エッセイでの村上節は、“どーでもいいことに、いたく感心する”というもの。このお約束に沿って、話が展開すると、読者が満足してしまうんですね。そこがこの作家のたいしたところなわけで、しっかり浸れたいいエッセイでした。

 今回のエッセイの中では、アイスランドに行った時に、TVで延々とSEXの中継をやっている番組(があるらしい)の話が、一番面白かった。村上春樹氏、SEXのことを考えるのは、めんどうくさいらしく、えらく投げやりでした。また、太宰治と三島由紀夫のからみのエピソードもよかった。

 こういう、なんでもない、どうでもいいことを書かせたら天下一品ですね。大きなかぶ(絵本にある)は抜いたあとどうなったか? たぶん大味で美味しくなかったはずだ・・・とか。蟹工船を蟹の立場から書いたら、どーかなんていうくだりは、あほらしくて、思わず苦笑いでした。

 こんなことやら、あんなことやら、普段からいろいろくだらないことを考えてるから、小説のアイディアのようなすごいものも浮かんでくるのだろう。さくっと読めて、さわやかな読後感が、たまらなく好きなんだなぁ・・・。

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農村地域力発揮総合対策交付金

 今年度から農水省の管轄で始まったこの交付金。ひょんなことから、応募してみようということになりました。この交付金は今までのような小さな地域(集落)で、申請するものではなく、だいたい小学校区くらいの範囲の規模の団体による申請・・・といった感じのものです。そこで、町内でいろいろな活動をしている団体に声をかけ、「点から線へ」(小さな活動から、町全体での取り組みへと)という形で、やってみることにしました。

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 というわけで、第1回の集まりに集まっていただいたのは、神代の棚田について活動しているグループ、井戸尻で自然農の学校をしているグループ、堆肥についていろいろ取り組んでいる民間会社、それと、御射山神戸の田んぼ関係のグループと、私たちの御射里の会です。アドバイザーとして東京農工大の方たちも加わってくれました。

 まあ、なにぶんこれからの話ですので、とりあえずはそれぞれの取り組みを発表し、何らかのテーマでまとまりを付けていくことになります。

 といっても申請の期限は5月はじめ、それなりに忙しいスケジュールをこなしながら、申請までまとめていくという、難しい事業になりそうです。

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富士見町のガイドブック

 昨年度から作っていました、富士見町内のガイドブックの校正版が上がってきました。井戸尻の考古館周辺の散策コースを取り上げたものと、入笠山山頂周辺の法華道を中心とした散策コースを取り上げたものです。

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 やっとここまできたかという感じです。ちょっと画像が見えづらくすみません。

 関係先、パノラマスキー場や考古館の方などにみてもらって、直しが入るのですが、出来上がりは4月中にはなんとかという感じです。まあ、誤字脱字もありますが、ちょっとした言い回しの直しというのが結構ありますね。

 やはりそれぞれの施設には、それぞれのポリシーみたいなものがあり、そこに抵触するとまずいわけです。

 富士見町内ではあと3冊予定しています。御射山神戸、上下蔦木、富士見高原文学散歩と、そちらの方も取材がぼちぼち始まります。

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「愛 アムール」 う~~ん

 アカデミー賞の外国語映画賞。このところ、まあ、外してないので、見に行くことが多いです。全部見ているわけではないですが、「善き人のためのソナタ」も「瞳の奥の秘密」も「別離」もよかった。観客が入った入ってないは度外視してて、かと言って、○○映画祭批評家賞みたいな難解さも回避してあって、非常に好感が持てるんですね。

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 というわけで、昨年度のもの「愛 アムール」を見に行ったわけです。タイトルに「う~~ん」をつけたのは、外したわけではなくて、考え込んでしまったからでした。往年の名優が演じている(男性の方は知らなかったが、奥さんの方は「24時間の情事」のエマニュエル・リバ)映画で、まあいまリバイバル上映されている「8月の鯨」(これ見に行きたい・・・とっても)のような感じ。年をとった名優の味のある演技・・・ってのがとても印象に残ります。

 で、まあ、日本でこのテーマの映画を作ると、いやにベタなものになっちゃうんだけど、やっぱり外国というフィルターにかけてあると、芸術的に見えてしまうから、不思議。まあ、私の舶来至上主義かもしれないけど・・・。ぽん日人は、外国が好きですから。

 テーマは、長年連れ添ったパートナーを介護する、といった一点。しかし、究極の選択がやけに重い。映画では、さらっと描かれているが、よくよく考えると、えらく重いテーマなわけで、まあ、介護疲れでどうとか、尊厳のあるしとは何かといったテーマが、日常の延長にあることを、嫌でも考えさせるんだよね。

 娘役が、イザベル・ユベールで、またこれがいい味を出してる。ラストで出てくる、両親が住んでいたガランとしたアパートメント、ここに現れ、物思いにふける感じが、しっかり場を締めていました。

 また、この老夫婦の職業が、音楽家で、特に、ピアニストだった妻の教え子が訪ねてきて、介護状態にあった妻が、一瞬プロの音楽家らしい、きらめきを取り戻すようなシーンがあるのだけれど、こう言うこじゃれた演出が随所に出てきて、テーマの重さを忘れさせるんですね。そういう意味でも、全体に流れるものはこう手の映画に描きがちな悲壮感ではなくて、前向きに最後を迎えていく、二人の姿であり、その積極的な姿が、やけに感動的なんです。

 僕たちはどういう最後を迎えるんだろう・・・なんて考え込んでもしまうわけで、もちろん、おすすめです。

 

 

 

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シカの食欲

 近くの林の光景です。

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 こんな感じで、シカの口が届くあたりの樹皮が、みんな食べられています。ここは民家や道路に近いところなので、この程度で、奥山を見てきた人は、奥の方はもっとひどいと言っていました。

 2mの柵を飛び越えちゃうんだから、もう策はない感じです。それと車の通る道路は開放になってるわけですし・・・。

 ヒツジの放牧地の牧草も、一番おいしい一番草はシカの餌場と化しています。畑も、春咲き脇芽を摘んで食べようと思っていたブロッコリーや、花芽を食べようとおもっていた小松菜や冬菜なんかも食べられちゃいました。

 なんとかならないものかなぁ・・・。

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シカのジャンプ力

 先日のことです。日課のヒツジの世話をしていると、ちょっと離れた田んぼの方に、何やらたくさんの影が・・・、あれぇ、シカの群れだ。十数頭はいそうです。真昼間だぞ。

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 3頭ばかり、ものすごい勢いで、反対の方向へ逃げていきましたが、ほとんどは袋のネズミ状態です。逃げていくのが、写真の真ん中の電柱のあたりに写っています。

 さっそく、家人におどしの花火を取りに行かせて、現場へ急行。ちょうど、山に向かって入江のように入り込んでいる田んぼで、山側にはずっとあたらしく設置された2mの柵があります。また、柵の内側に、田んぼの持ち主が張った、ネットがあり、狭い廊下のような感じになっています。前に若いシカが足を絡めて捕まったのもここです。

 ここなら、シカも助走もできないし、どうするか見てやろう、そう思って、両方向から追い詰めてみました。

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 こんな感じで、廊下状の場所をあっちへドタドタ、こっちへドタドタと大騒ぎをしていました。

 が、しかし、こんな場所でしかも2mの柵があるのに、一頭ずつ、向こう側にいってるじゃないですか。飛びところさえよく見えませんでしたが、確かに飛び越えていったんですね。十数頭のシカは、大きいシカも、小さいシカ(小鹿も見えた)も、結局最後はみんないなくなりました。

 飛び越えたらしき箇所を、見てみましたが、柵も別段いたんだ様子もなく、ちょっと針金がゆるくなった程度です。

 これじゃ 、かなわんなというのが、感想です。

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