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ある直売所での話

 町内のとある直売所での話です。

 ミニトマトを出荷した人がいたそうです。で、担当者が並べているとなんだか入れ物がベタベタする。よく見てみると、ほのかに生臭い。おかしいと思い、裏返してみると・・・・「ノルウェー産キングサーモン」「○○ △△店(スーパーの名前)」とかなんとか書いてあるシールが貼ってあったそうです。

 もう一つ、ほうれん草は透明のフィルムででくるんで出荷するのですが、ある方が出したもの、バーコードが読み取れない。見ると、バーコードシールがなんだか黒ずんでいる。さらによく見ると、フィルムもなんだか薄汚れている。出荷した人に聞いたところ、去年返品になったものを、片付けるときに、フィルムをはがして洗ってとってあったとか。バーコードは同じ100円売りだから、そのままでいいやと出荷したそうです。

 この二つの話を聞いて、思い出したのが、祖母のことです。学生の頃、祖母の家(鉄道で5時間程度の旅)を訪ねるとき、母がおにぎりを作ってくれて、途中で食べて、包んであったアルミホイルを、祖母の家でゴミ箱に捨てました。その時、祖母はもったいないと言って、洗って干していました。聞いてみると、いろんなものが包んである、ラップとかホイルとか、全部あたって再利用していたのです。もちろん新品のサランラップとかアルミホイルなんかかったことないと言っていました。

 6次産業だとか、産直だとか、今では様々な取り組みがされています。直売所でも、きれいに包装されていないものは売れないそうです。

 たぶん、この地域もつましい暮らしをしていたがゆえの、こういった出来事なのでしょう。

 農村にこういった「飾り立てれば売れる」みたいなマーケティング的な考えを入れることがいいのか? そんなことには手を出さず、つましい暮らしを美徳と考えるのか? 難しいところです。

 なんだかそんなことを考えてしまいました。

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