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「桃さんのしあわせ」を観て、日本人で良かったと思ったりした

 予告編を見ても、なんだか設定がよくわからなかった。まあ、お手伝いさんなんてものは、日本ではかなり昔にポピュラーなものではなくなっているから、余計だ。どうも香港あたりでは、中国本土から出稼ぎのような形で、住み込みのお手伝いさんがいるというのが、割とあるようだ。勿論それなりにお金持ちの家なんだろうけど・・・。

 そういう、住み込みのお手伝いさんに、まあ小さな頃から育てられた男性と、高齢になったお手伝いさんの話だ。

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 この異国情緒あふれる設定に、介護や住宅事情が絡んできて、なかなか見ごたえのある内容になっている。まあ、香港だからねぇ・・・。介護の沙汰も金次第なんだよね。多分日本よりも更にって感じで。

 で、このお手伝いさんは、ある日脳溢血(だと思う)で倒れてしまう。そして、お手伝いさんをやめ、老人ホームに入るわけだ。まあ、途中、よくなったり、また戻ったりしながら、病状は少しずつ進んでいく。そのお手伝いさんを、まめに訪問し、いわゆる家族による介護のようなことを、この育てられた男性(仕事は映画プロデューサーのような感じ)は、淡々とこなしていくんだよね。まあ、この辺が感動しなさいっていう感じで迫ってくるんだよ。でも、まあ、それなりに感動ものだ。

 表題に、日本人で良かったみたいに書いたけど、まあ、日本だって、そんなに香港と事情が異なるわけじゃないから、身につまされるちゃあ、つまされるんだけど。

 まあ、大きなクライマックスがあるわけじゃない、静かな映画だ。それだけに感動がじわっとくるんだよね。とても、良かったよ。

 で、ひとつ興味深かったのは、香港のお金持ちの住まい。この映画から感じ取れるだけのことで書かせていただくと、香港には土地がないんだよね、きっと。だからお金持ちの家といっても、なんだか狭いマンションのようなものなんだよね。調度に凝ってることは凝ってるんだけど、狭っちいんだよね。まあ、香港ってこんななんだ、と思ったんですね。

 このお手伝いさん、往年のアイドルだった方だとかで、まあ、綺麗だったんだろうなぁという面影はかすかに感じられる。また、なかなか演技もうまかったりして・・・、結構楽しめました。ぜひ観てください。

 

 

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