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大澤真幸さんのおはなし 洗馬の緑陰講座

 毎年、夏の終わりに塩尻の洗馬宿にある萬福寺で、「緑陰講座」と銘打って、著名な方のお話をうかがう会があります。今までも、竹田青嗣、見田宗介など何回か聞きに来ていますが、ここ何回かは、社会学者の大澤真幸さんのお話が続いています。大沢さんが松本の出身のこともあるのでしょう。まあ、最近は毎年行くのも、・・・という感じになっていましたが、今年は日程があったので、出かけてみました。

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  場所は、普段は、お葬式や法事に使っているような講堂で、なかなか立派でした。

 今日のお話は「チンパンジーから見たヒト~人間の利他性の謎に迫る~」みたいな感じで、まあ題目からみて、ドーキンスっぽいなぁと思っていたのですが、そこらが中心でありました。人間の持つ利他性というのは、種の保存(自分の遺伝子を残す)というところからは全面的に説明できず、ドーキンスの、種は遺伝子のビークル(乗り物)に過ぎないというあたりで、やっと説明できるという話。リチャード・ドーキンスというと、文章があまりにもうまいので、世俗的生物学のように取られがちですが、この利己的な遺伝子の考え方は、生物学的に認められてるのですね。

 まあ、そこら辺の話と、鏡像認知を中心にした、昨今の生物学の研究成果、ミラーニューロンのおはなし。これは、他人の行動に共感できるメカニズムだそうで、なかなか面白い話でした。

 まあ、お勉強は程ほどに、帰りにちょっと洗馬宿を散策。

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 洗馬宿は、結構重要な宿場だったらしく、中山道の板橋、追分(信濃追分)、洗馬だけにあった、荷物の量目を計る改所や、大きな本陣なんかがありました。

 ここも作りたいなぁ・・・ガイドブック(笑)

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無人駅の駅舎もいいんですよね。

 

 

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