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「許されざる者」 日本映画ならここまでか・・・でも健闘かな!!

 クリントイーストウッド監督の西部劇のリメイク版ということで話題になっていた作品・・・ということで評判にはなっていたけれど、まあ、あまり期待せずに観たわけです。で、なかなか作りこんであるし、なにより配役の演技力が光っていて、見ごたえのあるものに出来上がっていました。

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 物語は、明治維新まもなくの北海道、未開の地が次第に明治政府により治められていく過程に、維新の戦乱に恐れられた人斬りが、潜んでいます。まあ、設定として、多少無理があるのですが、賞金稼ぎのような人たちもウロウロしているようなところも描かれ、主人公の人斬りが、切羽詰って賞金稼ぎに身をやつします。そして、人斬りの血がよみがえり、見事に目的を達するのです。

 渡辺謙、柳楽・・の演技がすばらしかっただけに、所々に生じる設定上の無理が、ちょっとずつたまっていって、全体に軋みを感じさせてるのが、惜しい感じです。それと、佐藤浩市・・が演じる警察署長の残虐さが、枠の中の残虐さで、迫力がいまいち。ここらへん、「十三人の刺客」の吾郎ちゃんの狂気の残虐さが思いだされました。あれくらいのすごさがあらわされれば、よりエンタメ性が向上して、よかったかもしれません。ともあれ、日本映画としては、スケールもあり、楽しめるので、十分に次第点には達している、いい映画です。アイヌの扱いもまずまずですしね。

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