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学問が進むと言うことはこういうことかな「環境考古学への招待」

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 遺跡から土器や石器を発掘することが考古学だと思っていたが、そこから当時の生活を仮説をたてて想像し、それに見合った根拠としていろいろなものを探っていくことで、その仮説を説明することができる。考古学もずいぶんと変化しているなぁと感じた。特にトイレと寄生虫の卵(化石)の関係が面白かった。そんなに小さなものを、遺跡のトイレの土を洗浄しながら、生物学者まで巻き込んで、追及していく姿は感動的ですらある。もちろん寄生虫の卵から、何を食べていたかを推定できることもあるわけで、日本海条虫の卵であれば、サツキマスを生に近い形で食していたなどということまでわかることになる。そういった学問全体を環境考古学と呼ぶらしく、この学際的な研究によって、縄文人が代に生き生きとよみがえるのだ。すばらしい学問分野だと思った。

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