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2015年2月

公民館報 全国2位を町長報

 昨年末に知らせが来たのですが、編集委員をやっている富士見町の公民館報が、全国大会で2位の優秀賞を獲得しました。2年に一度のコンクールなのですが、6年前に優秀賞 4年前、2年前が3位の優良賞、で、今年優秀賞に返り咲きです。4回連続入賞というのも、全国初の快挙ということです。そこで、町長に報告ということで、行ってきました。

 4年前に、報告に行ったのですが、そのとき以来で、町長さんも今度は少しは読んでいてくれた様子。お褒めの言葉をいただき、メンバーも満足して帰ってきたわけです。メンバーも充実してきて、モチベーションも上がってきて、取材にも力が入りそうです。

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「インドクリスタル」 話題の小説

 篠田節子・・・って知りませんでした。「女たちのジハード」どこか砂漠の物語で、ハードボイルドかな、くらいの認識。で、ラジオで高橋源一郎がずいぶん勧めていたので、読んでみました。

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 で、余りにもすごい小説だったので、驚きました。さまざまな勢力が闊歩する、インドの田舎に、通信機器で使うクリスタルを探しに行くビジネスマンの物語です。その形態をとりながら、日本の現状、世界の現状を暗喩的に描いているんです。そう、たとえば、NGOが欧米のエリートが思い込みの激しさで運営しているとか、インドの過激派は、インドのお金持ち層の出身で、欧米への留学経験があるような富裕層のボンボンだとか、そして、誰もが、この社会は小手先の改革では、問題は解決されず、根本的な「ちゃぶ台返し」的な大改革が必要であると思っていることとか。  
深い部分もさらっと触れています。

 全体的にもスリリングな中に、そういった世間一般にそれなりに理解されているものに対して批判や風刺をなげかけていて、これ日本の作家が書いたもの?というような疑問さえ浮かんできそうです。とにかく面白いです。

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お風呂の焚き木

  自宅のお風呂は、薪と石油の兼用窯で焚いています。数年前から石油バーナーが故障してるんですが、他が全然大丈夫なので そのまま使っています。というわけで、薪オンリー窯になってしまっています。薪といっても、大木を伐って割ってというものを 使うわけではなく、林の中に落ちている枝を、時々集めてそれで焚いています。雪が降ると埋まってしまって取り出せないので お天気と相談しながら、いつもひやひや不安定です。

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  集めたものはこんな感じで積み上げてあります。細い枝だけだと すぐになくなってしまうので、太いものも混ぜながら拾ってきます。薪だけで焚くと、順調にいっても2時間くらいかかります。 まさにスローライフです。そして、梅雨の時期用に、ストーブ用の薪をとった後の小枝も、こういう感じで集めています。エコも結構大変ということで・・・。

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各地ガイドブックいよいよ大詰め

 非常によくないのですが、年度末ぎりぎりになってガイドブックの完成が、いくつも重なってきました。今年度は山梨の「つなぐNPO」の指導を受けて、取材して文章を書いたものと、イラストを描いたものとがいくつかあり、そちらのほうの編集・監修が結構大変です。

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 イラストはクリアシートになぞり描きのような形で行いますが、描く人の癖が出ます。それはそれでいいんですが、。まあ慣れるまでが大変です。文章のほうも、取材対象の選定から、章立てや構成、それぞれの施設などの掲載許可までこちらも苦労します。しかし、出来上がったものは、今までとは違って、かわいい子どものような気にすらなりますので不思議です。今年度は構成済み段階までで、都合9冊を作ります。1冊は出来ていますので残り8冊。まあまあ追い込みが大変ですね。

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「リスボンに誘われて」地味だがピカ一の映画

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 この映画、予告編を見て、とても興味を持っていました。中年というより、熟念に差し掛かった主人公がふとしたきっかけで、ポルトガルの歴史とかかわり、それに引きずられるようにリスボンへ、半ば衝動的に出かけてしまい・・・。なんだかよくわからないのですが、
非常に惹かれました。

 で、実際観た感想は、すばらしいの一言です。もともと原作は読んでいたので、あらかたのことはわかっていたのですが、ポルトガルが、第2次世界大戦が終わった後まで、全体主義の独裁国家で、1970年代に革命が起こり、民主化されたなどということは、露ほども知らずに来たからということもあります。その歴史を知るだけでも、価値がありました。

 また、原作者は、哲学の教授ということで、あちこちに「人生とは・・・」「生きるとは・・・」という問いのようなものも散りばめられてもいます。その構成もよかったのですが、主人公がリスボンへ謎を追って訪れたことで、「退屈」な人間から「魅力的な」人間に代わっていき、リスボンで知り合った女医と、ラブストーリーをつむぐまでになっちゃうのです。このへんが大人向けの、渋い物語として、通の鑑賞に堪えるものになっています。

 哲学者の書いた小説というと、エーコの「薔薇の名前」を思い浮かべますが、あそこまで重厚でない分、エンタティメントとして楽しめるものになっています。ラストシーンも若い男女の恋愛もの映画のラストシーンに並ぶほどの、迫力と演技力で、魅せられました。大人の渋さです。

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岐阜県瑞浪・恵那の本格取材 その2

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 瑞浪に入ったあたりから善光寺街道を離れ、土岐川の土手の道を歩きます。ここらが、メインストリートです。まず手始めにちょっとした鉄の橋があります。農道にかかっているのですが、まあこれから先の予感が走るわけです。で、そこからがすごかった。
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 電車の窓からもはっきりわかる吊り橋が現われます。この吊り橋がやはりすごかったです。渡り板も木製。ワイヤは鉄ですが取り付けの部分も木製です。川向こうから学校に通うために・・・といういわれがあるようですが、とても立派な吊り橋です。

 ここで興奮が始まるんですが、ここから先が、鉄製の吊り橋、木の橋二つ、コンクリだが味のある橋と、いろいろな橋が続きます。その興奮がん覚めるころ釜戸に着くんですね。このコースなかなかすばらしいコースです。だいたい5キロくらいの道のりで、鉄道の駅から駅で、アクセスもいい。大満足の取材でした。

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岐阜県瑞浪・恵那の本格取材 その1

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 前々から、中央線の車窓からの橋の景観が気になっていた、恵那市武並~瑞浪市釜戸の土岐川にかかる木の橋を 武並駅で降りて歩いて取材を行いました。まずは、武並駅に入る前にチラッと見えた橋を取材するため、少し恵那方向へ 戻ります。こんな橋でした。写真を撮っていると、地元の高校生か専門学校生とおぼしき若者が、帰宅するのでしょうか? 渡っていきました。駅から近道として使っているようです。

 そこからは、善光寺街道と呼ばれる古道(といっても舗装道ですが) を歩きました。今の国道19号の旧道だそうです。結構狭くてくねくねとした道です。ちょこちょこと道祖神や祠などもあり、 楽しめる道でした。途中に「宿」(しゅく)と呼ばれる集落がありました。一応宿場だったらしく、常夜灯もありました。 現役の酒造工場もあって、面白い場所でした。そこを過ぎれば瑞浪市になります。境橋という橋を越えると、小さな鳥居の参道があり、 山に入っていくと、大きな岩の祠に妙見神社が祀ってありました。こんなものも、隠れた名所ですね。

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「女性たちの貧困」は、今に始まったことではないはずだけど・・・

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 NHKの特集番組で放映された内容を書籍化したものだ。映像が先行しているので、見た方もいるのではないかと思う。以前の貧困問題とは違う、新しい貧困とでも言うような問題が、顕在化してきてから、もう、ずいぶんと時間がたっているようにも思うが、次々と新たな貧困が発見されているというのが、新自由主義やグローバリズム以降の日本の社会では定番になりつつある。そして、それに対する処方箋も作れないような、政治の貧困もまた、深まっているというのが現実だ。

 今回の「女性」という対象も、まさに社会の一番「弱い」部分にしわ寄せが行っているという点では、以前と同様の構造であるともいえるだろう。しかし、その内実はすさまじい。社会の進化に従うように、貧困も情報化やグローバル化の方向へと合わせて「進化」しているようにも見える。貧困といえども、高度になっているわけだ。  

 内容はルポなので、とにかくショッキングな事実が明かされていく。社会的な存在としての女性、生物的な存在としての女性、それぞれのシーンに合わせて、搾取され、貧困化していく女性が描かれる。両親の離婚に始まる家庭の貧困から、人生のスタートラインにも立てないようなダメージを受け、家賃と生活費以外には支出も出来ないような収入で、保育士になれば生活も安定すると、奨学金を借りて、進学する女性。もちろん保育士になっても年収三百万円レベルで、奨学金という借金を抱えれば、とても安定とはいえないのであるが、彼女たちにしてみれば、考えに考えた結論なのだ。 そんな中、母、姉、妹の母子家庭が全員でネットカフェで「生活」(文字通り二年間の生活だ)している
事例が紹介される。その実態は、たぶん僕たちには想像もつかないような背景と、経済的な状況だと思う。

 最後に性的な搾取と絡んだ、女性の状況が語られる。そういう貧困の行き着く果ては、今も昔もそこなのだ。中でも衝撃的だったのは、風俗に行き着き、あげくその仕事の中で妊娠してしまった女性の話だ。もちろん、そういうことに対応したNPOがあり、そこで出産し、里子に出されるのであるが、そのような妊娠で、母性云々を言うほうが間違っているとは思うが、お腹の子どもが動くのが「気持ち悪い」ことであり、「誰だかわからない父親に似ていなければいいと・・・、そういう男が一番嫌いだから似ていなければいいと」言う言葉。ショッキングだ。

 そして、専門家の言葉。「性産業が、職とともに住宅であるとか、夜間や病児も含めた保育など、しっかりしたセーフティネットになっている。これは社会保障の敗北といえる」
底の抜けた社会になってしまった日本は、まさに「板子一枚、下は地獄」と言った状況になってしまっているのだ。       

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諏訪甲州街道のガイドブック校正

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 高島城と諏訪のまち歩きのガイドブックに入りきれなかった分で、上諏訪から下諏訪への甲州街道沿いを取り上げたものの、校正版が刷り上ってきました。これは、イラストは「つなぐNPO」にお願いしますが、文章や取材は自分でやったものです。
 

 簡単にできるかと思っていたのですが、やってみると意外に、あと一つが出来なくて、躓いて、結構時間がかかってしまいました。校正時になって、掲載を断られたお店などもあり、それを補充するための記事を書いたり、ページレイアウトを変更したりで、これも面倒なことになってしまいました。それでも、年度内には何とか間に合いそうなので、ほっとしているところです。

 どんなものでも、一から作るとなると大変です。

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