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フランシス・ハ

 基本的に、DVDは取り上げないようにしてるんだけど、あまりに素晴らしかったので、今回は・・・。昨年公開された映画です。とりあえず、タイトルは主人公の名前。で、「ハ」ってなんなんだろうって思いながら見ました。

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  まあ、最初から、主人公は飛ばします。仕事としたいダンサーはうまくいかない。ルームシェアしてる親友とも、急にわかれる羽目になる。で、自分で勝手に動くと、いろいろ裏目に出る。白黒で、一時のフランス映画っぽいですが、おしゃれなだけではない、新しさにあふれる映画でした。アメリカ映画なんだよね。それも切り取られてるのは、ニューヨークの今。

 主人公の周りとの軋轢は、あの「緑の光線」ぽい。で、モラトリアムぶり(ダメっぷり)は「コーヒーをめぐる冒険」の女版。手法は、ヌーヴェル・バーグぽいものをとりながら、うま~~く現代を切り取れている。友達はみんな困ってばかりで、迷惑そう。

 それでも、道路をガーッツと走る場面の疾走感ったらない。最近の映画では秀逸。

 で、すごく感じたのが、これって青春映画だなぁ。で、先進国の映画って、いよいよ青春映画が10代後半→30歳くらいまでに、こう、範囲が広がってきてるよね。このあともこう言う傾向で、アラサー自分探し青春映画の傑作が生まれてくるんだろうか。

 映画の可能性をとっても感じさせてくれる傑作です。間違いなく。

 フランシス・ハの「ハ」の意味が洒落てて、ユーモアたっぷりで、ラストで明かされる。もう笑っちゃうくらい、このタイトルでなくちゃダメって感じですよ。

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