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2015年10月

石造文化財の本を作って道祖神が盗まれた

 フットパスガイドブックを作るにあたっては、その町や村の町史や村史が一番参考になるものですが、そのほかにも、民話や伝説の本、郷土史家の書いた一般には販売していない本など、資料探しがカギになります。町史や村史は、市の図書館などで、たまたまおいてあるところもあり、その町や村まで出向かなくても見れるのですが、それ以外は、その町村の図書館や図書室(まだまだそういうところがあるんですね)に直接出向いたり、教育委員会などでお借りしたりしています。

 そんな中で、なかなか手に入らないのが、石造文化財の本です。町村史よりも発行部数が少なくて、借りるのも難しいと思っていました。ところが・・・です。古本屋などで、結構な値段がついているこういった本ですが、よくよく探すと、わずかながら在庫があったりするんですね。このところ、そういう本を問い合わせています。在庫はわずかなので、そうそう入手はできないのですが・・・。

 そんな中で、こんな話を聞きました。3~40年前に石造文化財の本を作った北信の某町。とても良い出来の本で、評判もよく、すぐに在庫がなくなったそうです。で、増刷…という話になったのですが、なんと、その本を作った結果、道祖神の場所が明らかになったことで、貴重な文化財が盗まれるという事態が起きたそうです。そのことで、増刷はお流れに。それ以来、品切れの状態が続いているというお話でした。

 ちょうど、安曇野の道祖神盗みの見学会があったばかりに聞いた、あまりにもショッキングな話で、ちょっとびっくり(@_@)。道祖神盗みは、風習や民俗的な感じがして面白かったんですが、現在の犯罪としての盗難は、いただけません。マニアもいろいろ…という感じですね。

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木祖村の取材がほぼ終了

 夏のお祭りから始まった木祖村の取材がほぼ終了しました。教育委員会からお借りしていた聞き書き集、木祖村誌、伝説の本、あやめ池のいわれなどの書籍をお返しして、最後の取材として、日野製薬、そばの実、北原製菓などの団体と、菅の風吹峠へと抜ける峠道沿いにある、サワラの大木に抱かれた馬頭観音、野中原の山中にある馬頭観世音、原村のモノギ様、神出の馬頭観音などを調べ、写真を撮ってきました。これであとはイラストを描くだけです。3冊にガイドブックにやはり3ヶ月近くかかってしまい、なかなかこれからが思いやられます。

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 で、余禄はクリタケ、大きな株です。それと、サルナシ。案内の小林さんがとってくれましたが、とてもおいい。キウイよりも甘くておいしいですね。知ってはいたけど食べたことはなかったので・・・。

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 また、神出の馬頭観音は覆屋が立派にあり、中の石仏は保存状態がかなりいいです。割と古いものですが、頭の上の馬頭がはっきりわかりますね。

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 こうして秋の一日が過ぎていきました。

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東濃 歌舞伎地帯

 どうも更新ができなくていけません。

 で、今回は、岐阜県の東濃地域の地歌舞伎のお話です。地歌舞伎・農村歌舞伎といえば長野も盛んですが、大鹿などは有名になりすぎて大変混んでいるようです。で、ネットの情報などで、岐阜の東濃が、あちこちであるため、比較的すいているということを知りました。

 ちょうど、恵那市中津川市でやっているプログラム、「えなここ」というのを知り、その中にお弁当付きのおいしい企画があったので、申し込んで行ってみました。

会場はここ

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で、こんな感じで・・・・

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 ちょっと田舎芝居めいてはいますが、中には非常にうまい人もいて、松竹歌舞伎の上をいってるのではと思わせてくれました。まあ、松竹などは、始まれば20日とか連続上演されてるので、日によって「悪い」コンデションの役者もいるわけで、主役級がそんな日に当たったもんには、目も当てられないなんてこともあるわけで、1年一発勝負の地歌舞伎なればこその熱演でした。

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 こんな赤ふんで、ちょっとお下品に・・・・なんていう演出は、お上品な歌舞伎座ではご法度なわけで、そういう意味でも面白かったわけです。ちゃんと11時から17時半ころまでびっしり演目があって、歌舞伎座並。吉本新喜劇みたいな新歌舞伎も織り交ぜて会って、本当によかったです。

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 で、お弁当はこれ。特製です。周りの人がのぞいて見ておりました(笑)。

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