« 2016年11月 | トップページ | 2017年2月 »

2016年12月

お飾り

 いつも、どこかで見つけて、200円くらいで買ってくるのが、火を扱う場所や水回りに飾る、輪飾り。たまたま上諏訪駅のお土産コーナーにあったのを、よ~く観察してきて、うちにあるもので作ってみました。

Img_8425

 まあ、へたくそですが、本来、こういうものだったんじゃないかと思った次第で・・・。材料は、田んぼの落穂と、庭に生えている松の枝。これにちょっと例のギザギザの紙をくっつければいいんじゃないかと。お飾りって、こうやって手作りしたものなんでしょうね、昔はあたりまえに。ちなみのパン工房のオーブンに飾ったもの。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

チリの闘い

 ひっさしぶりに、ガチガチの硬派映画を見てきました。それにしてもフィルムがよく残っていた・・・。ほとんど奇跡のようなドキュメンタリーです。

Yjimagevoh1s8nm

 お話は、三部作になっていて、第一部が「ブルジョワジーの叛乱」、二部が「クーデター」、三部が「民衆の力」となっています。選挙によって社会主義政権が生まれたチリで、アジェンダがどういう社会を作ろうとしていたか? そしてそれを露骨につぶそうと介入してくるアメリカ帝国主義。それに対して階級的に分断していたチリの国民がどのように思い、対処してきたのか? とにかく、今見てみると、わかりやすい介入と、そこまでするのという「アメリカ」の大国覇権主義が見事に描かれています。

 もちろんクーデターというのは、軍部、あの悪名高きピノチェトが指揮を執って起こされたのですが、このフィルムも、監督がたぶん亡命したんでしょうね。衝撃的なシーンは、クーデターまでしか残ってない感じで、すんごいのは、二部までです。ピノチェトを倒す闘いは描かれていません。三部はちょっと気抜けした感じですが、アジェンタを支持する国民が、国内経済が、国際的な反共経済封鎖などの影響で立ち行かなくなり、次第に自立していく過程を描いています。

Yjimages3rm5a26

 これはこれで、これからの世界の行く末を暗示していますが・・・。偶然ってことでしょうね・・・これは。今の時代、国単位でも、経済状況や国のあり方をコントロールできなくなってきて、この民衆的な自立さえも、不可能になってきつつありますが・・・。まあ、」限られた地域での自立が唯一残された道かも知れません。

 それにしても、本番のクーデターの前に、余興のようなクーデターがあって、アジェンタも、たぶん自分の政権はこれによって倒されるという予感を十分持っていたと思います。それでも、法の中での革命を信じていたのでしょう。権力を持ち続けるには、ある程度の暴力装置を持っていないと・・・などという考えを持つこと自体、彼にとっては恥ずべき行為だったんだと思います。しかし、それがない政権はもろい。

 私も、アジェンダが殺されたことは知ってはいましたが、空爆で、大統領官邸をボコボコにされて、その空爆によってなくなったことまでは知りませんでした。象徴的ですね。アジャンダの最後は。こういう映画、地上波で上映してほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

北陸の丸岡城へ行ってきました。

 今回、石徹白を訪れたのは、福井の親戚を訪ねたついでです。そしてもう一つの目的は丸岡城。現存する天守では日本最古なんですが、まだ国宝になっていない。なんでなのかなぁ? でもそれなりにいいお城でした。写真でご案内。

Dsc_0070

Dsc_0072

Dsc_0077
 この装飾瓦は石製なんです。重量感たっぷりですが、屋根の重みも相当なもの。このお城、昭和の福井地震で倒壊したんですが、修復復元されました。柴田勝家の甥、勝豊の築城による、福井市炉の出城的な性格です。また、残っているのは本丸天守のみで、二の丸、三の丸はなく、堀は埋められていて、規模的には小さな感じです。そんなこともあって、国宝ではないんですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

石徹白

 「石徹白」と書いて「いとしろ」と読みます。ガイドブックを作るわけではないですが、岐阜県の山奥の小さな集落。前々から行きたかった、長年の夢がやっとかなって、行ってきました。

Dsc_0040

 高山から郡上八幡に抜ける東海北陸道の高鷲インターから、山越えをしてはいる盆地状の村です。もともと福井県だったのですが、福井県庁ともめたり、ろいろな経緯があって、岐阜県の白鳥町に越県合併し、平成の大合併時に郡上市となったんです。今でも、福井県側からは落石で通行止め、岐阜側からは、険しい道ではありますが、何とか通れるといった感じになっています。その道からは、こんな景色です。

Dsc_0044

 で、やっぱり石徹白と言ったら、この大杉。集落から10キロほど、白山の方向へ遡ったところの山中に生えております。屋久島の縄文杉が見つかるまでは、日本でも有数の大杉だったものです。樹齢は遠く及ばず1800年で、縄文杉の半分程度位ですが、すごい存在感です。横向きですみません。

 

Dsc_0027

 そして、白山美濃馬場の中ほどにあるのが、白山中居神社。

Dsc_0037

Dsc_0030

Dsc_0033

 といったふうに、鳥居をくぐってから、橋を渡って本殿へ行くんです。なかなか。

 盆地状の石徹白は、広々としたいい場所でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

久しぶりの映画です。 空族の「国道20号線」

 ほんとに久しぶりになりますが、映画館になかなか行けずにもう年末。今回は、サウダーヂの空族(くぞく)富田監督の「国道20号線」です。空族は、新作「バンコクナイツ」が出来上がって、甲府で完成上映会が行われたんですが、ステルイチミヤが出るもんで、予約満杯。仕方なく、甲府の「へちま」という、フリースペース?で週一で上映している空族特集に行ってみました。

 

Top_madness2

 で、どんなだったかというと・・・。 サウダージより短い分、インパクトがねえ~すごかった。お話は、まあ、ヤンキーっぽい同棲カップルが、仕事もせず、パチスロばっかりやっちゃあ、シンナー吸って気持ちよくなってる。で、常に国道20号線が、何らかの終わりや始まりに出てくるちあと江波、ゅう、そういう映画。そのヤンキー二人の暮らしが、リアリティあふれてるっちゅうか、あるあるであふれてる。

 例えば、カラオケで歌ってる時のマイクの動かし方、パチスロで儲かってドンキに行って、しょうもない、装着おっぱい型を買ってしまったり、借金をまとめて友達の闇金で一本化したら、100万がすぐ300万になっちゃったり、たぶんこんな感じなんだろうなあという話が目白押し。最後はシャブうって、彼女の方は、死んじゃったのかなぁ。その、シャブうち後の、たぶん量多すぎで、体が震えちゃう場面なんぞは、新聞ブルブルいわせて迫真の演技。

 この映画について、誰かがブログに書いていたんだけど、「国道20号線はどこにもつながっていない」、そう、もう閉じられた閉鎖空間みたいなもんなのだよね。一度も地元から出ないで、地方で暮らすちゅうのは、そういうことなのかもしれないね。12月も、甲府の「へちま」で上映があるから、みてない人は是非どうぞ。この映画、傑作。で、上映に出あえるのは、すごい確率低いからね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

お城ふたつ

 ガイドブックの記事を書き始めて、取材の足りない部分は、やはり現地に行って、確認をし直すのですが、今回、阿南の山城を取材してなかったので、行ってきました。和知野にある和知野城(権現城)です。

 場所がよくわからないので、ひなたぼっこ&井戸端会議をしていたおじいさんに聞きました。「じょう」に行くのか?という返事。どうも和知野城に住んでいた関氏の家臣だった家柄の人が、城(情)という名字で、代々、城があった山の麓に住んでいるようなのです。で、その場所全体を「じょう」と呼んでるとか。面白い話です。

Dsc_0003

 その「じょう」から、ちょっと登ったところに、和知野城はありました。別名が権現城。権現は本丸の先に熊野権現が祀られているので、その名があるようです。今は八幡神社が立っています。すごかったのは、堀切。本丸の後ろ側には、今でも十分現役の、行き来が非常に危ない堀切がありました。つながる竪堀りも険しい。かなり怖かったです。

Dsc_0001

 それで、阿南まで来たので、ついでに水窪へ(といってもぐるっと遠回りで1時間以上かかるんですが)行きました。ここには、当時のままの復元で有名な高根城があります。夕方になってしまい、管理人の方はいなかったんですが、なかなかの復元。楽しんできました。堀切がやはりすごい!!  そして、眺めも抜群。

Dsc_0008

Dsc_0011

Dsc_0010

Dsc_0012

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2016年11月 | トップページ | 2017年2月 »