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西浦(にしうれ)の田楽

 このところ、遠山の霜月祭りにはまっていて、ここ3年くらい、シーズン(11月後半から1月はじめ)中に3箇所は行くようにしています。その祭りの会場で知り合った人から、「西浦の田楽はみておいたほうがいいよ」といわれていました。今年ちょうどうまく休みが取れたので、何とも遠いのですが、行ってきました。

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 かつて静岡県磐田郡で、今は浜松市北区にある水窪町のその名も「所能」(たぶん、ところのう)という山の中腹にある集落。水窪は、一応、南信濃村から兵越え峠を越えれば近い(といっても南信濃村からですからねぇ)んですが、冬も通行止めにはなってませんが、峠周辺は大変なアイスバーンと聞いていました。なので、すいすい走れる、国道で、阿南町新野~豊根~東栄~佐久間~水窪と遠回りをしていかねばいけません。まあ遠い。しかし行っただけのことはありました。

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 祭りは舞殿などの屋内ではなく、屋外で行われます。開始時間は月の出を待つので、21時ころ。そこから例によって一晩中舞うんですが、演目が40近くあるので、とにかく目新しく飽きないのが、最大の特徴だと思います。 舞いだけのものもあり、ロープを張って、船を渡して大たいまつに火をつけるようなアトラクション的なものや、語りがついて、芝居をするもの、アドリブで面白おかしく演じるものなど、バラエティに富んでるんです。

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 そして信仰。朝日が昇るときに終わるように組まれているんですが、最後は、ござを敷いて、神様を座らせ、祭りは終わったから「帰れ」みたいなことを言うんです。この日はそのござを神様が座る前にお祓いする獅子舞をしているときに、さっと日の出の光が、会場に満ち溢れました。

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 そのあと、神様がござにすわり、「帰れ」といわれるたびに「うぉぉぉぉ~」とうなります。朝の光が満ちる中で・・・。僕ら観客まで、まつりを終えて生まれ変わったような、そんな感覚を持つことができるんです。素晴らしいお祭りでした。

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投稿: Chupaevkt | 2017年2月23日 (木) 08時36分

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