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2019年1月

谷京峠

 昨年暮れの話になのですが、天龍村と飯田市南信濃の境界にある谷京峠という峠に行ってきました。ここは、飯田線の為栗駅から入るのがポピュラーでなので、平岡駅前に車を置いて、飯田線に一駅乗り、帰りは平岡までおりようという計画。下調べの段階で、峠にはいくつかの道が集まっていることがわかっていたので。

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 で、電車を降りるのは、まあ私一人。いわゆる秘境駅。駅前に民家がありますが、だれも住んでいない模様。この民家の横から尾根に取り付きます。で、しばらく急坂を登って尾根に出ると、炭焼きの跡。ここから尾根をどんどん登るんですが、登山道というより、昔の古道がしっかり残っているという印象です。山頂(そうなんです:峠という名がついてはいるのですが、頂上は山頂=山の頂なんです:なので、谷京山というのが正しいんですが・・・)近くで、ほぼ直角に曲がるところには、馬頭観音が立っています。

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 ここから頂上はスリルのある、キレット状の場所をいくつか越えればすぐ。そして頂上には三十三観音が。眺めはこの通り、南アルプス方面が望める場所があります。

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 ここからが問題でした。事前にネットで調べた感じでは、平岡の十方峡へとおりる尾根道を行けそうだったんですが、清水橋というところへ向かう古道からそれたところから、踏み跡がうまくたどれず、尾根を間違え、40分ほどの所から、また峠へと戻りました。で、エスケープルートと考えていた、南信濃の名田熊方面への道、「和田道」という道標と、荷車も通れそうな古道跡を信じて、会長にやはり40分ほど降りたんですが、大きく崩落している場所から先の道が見つかりません。まあ、山登りの鉄則、「わかるところまで引き返す」に従い、峠へ戻り、考えた挙句、安全策で為栗まで戻りました。まあ、地形は読めるのですが、しよっちゅう山に登っているわけではないので、圧倒的に経験不足。まだまだです。

 この谷京峠、小川路峠と同じように、秋葉道の一つと思われます。温田や売木、平谷あたりから秋葉山に詣でる人たちが使ったのでしょう。古道はまだまだ残っています。

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愛知東栄町 古戸の花祭り

 新年早々の一番記事は、おめでたいお祭りのレポートです。ガイドブックと民俗学の調査でお邪魔している、愛知県東栄町の古戸という集落で行われた花祭りを、見学してきました。子供たちの舞はかわいい。この舞は「花舞い」といい、花祭りの語源になったといわれています。

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 このお祭り。朝の9時ころから始まって、夜中ぶっ通しで舞を舞い、翌日の夕方5時ころ終わるという、まことにハードなお祭りです。お正月ゆえ、それだけ集落に人が帰ってきているということもあるのですが、典型的な過疎の村で行われるにもかかわらず、何ともたくさんの人がかかわっているスゴイお祭りでもあるのです。で、主役はこの「榊鬼」という鬼。榊の葉をしごくからそんな名がついたのかなぁ?

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 そして、〆に近いころに出てくる「翁」。かの折口信夫先生ご用達の面です。鬼と翁が表裏一体となっているのがこの祭り。長い舞いを終えると、「生まれ清まる」というのが根本に流れる思想です。私は、夕方3時ころからよくお昼まで付き合いました。人気の「湯払い」や「茂吉鬼」「しずめ」などを、見ずに帰ってきてしまいましたが、そのうち続きは見に行きます。はい、この古戸はガイドブックを作ることになっています。

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