暮らしの道具

やっぱり 道具ですね

 トヨタ自動車の助成でそろえた道具を使って、こうじを作りました。昨年までは、プラスチックの容器で作っていました。今年からは、杉の木で作った“こうじ蓋”を使ってみました。米を蒸して、種こうじをまぶし、こうじ蓋に盛り込んでほぼ一日。昨年までの様子とはだいぶ違った感じです。

1424262_img  米の表面にまんべんなくこうじ菌がまわって、いい香りがしています。やはり道具はちゃんとしたものを使わないといけないのだなと再認識。杉の材質がこうじの水分を微妙に調整してくれるようです。それによって酸素も十分に供給されて、活発に活動してるんですね。これからもこういった道具にこだわる姿勢を貫いていきたいと思います。

 そのこうじを使って、味噌を作りました。これなら来年、子供たちにも味噌作り講座ができるかなと、自信を深めた手作り作業でした。

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さまざまな生活用具

 ステップアップゼミでは、いろいろな機会に昔の道具でいらなくなったものを、いただけませんか?と呼びかけています。また骨董のようなものも、見かけ次第いただいてきています。先日も、メンバーのひとりが集落でこのような「たらい」を調達してきました。

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  たぶん、味噌つくりなどに使ったものだと思います。が、農薬調合に使ったかもしれないとのことなので、外の農作業に使うことにしました。

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  また、こんな感じのものも、2つほど。右は木製の橇です。ちょっとガタがきてますが十分使えそうです。左は、藁きりです。歯車がついていて、藁を切ると次のものが自動送りになるという優れものです。そのほかにも、伊那から富士見に仕事で来ていた方から、唐箕と足踏み脱穀機をいただいたり、気にしていれば、けっこういろんなものを手に入れることができます。

 何か昔のものでいらないものがありましたら、ご連絡下さい。

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こうじ蓋

 今回作った木製品の最後は、「こうじ蓋」です。箱状の形なのになぜ“蓋”なのかととても疑問なのですが、どうも慣例でそう呼んでいるようです。「こうじ箱」というのもあり、「こうじ蓋」よりも大きなものをそういっているようです。

 今回作ってもらったものは、正統「こうじ蓋」です。ちょうど米こうじが1升入ります。5つ作ってもらったので、5升分です。来年は、これが全部すっぽり入るような木枠を自家製で作り(さっきの「こうじ箱」とは違いますが便宜的に「こうじ箱」と呼ぶようです:ややこしい!?)、そこでこうじを作ります。

 これで三役揃い踏みということで・・・

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豆腐の木枠

  次にご紹介するのは豆腐の木枠です。これもやはり、町の郷土資料館に保存されていたものを、復元したものです。が、郷土資料館にあったものは長さが余りにも長かったために、その3分の2の長さで作っていただきました。

 普通、体験学習などで使用するものは、1~2丁用の小さな枡型のものですが、今回復元したものは、小商いで豆腐を作っていた方が使っていたものなので、大きさはかなり大きなものでした。聞いたところによると、こういった小さな村(ここでは集落という程度の意味で使っています)に存在した小さな豆腐屋さんは、町内の各集落ごとくらいにあったそうです。もちろん一日に作る量も、10個とか20個とかそういった数で、村の人たちが鍋を持って買いに行ったことと思います。たぶん、ですが、自分の家で取れた大豆を持ち込んで、豆腐にしてもらったというのも珍しい話ではなかったのでしょう。

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   この豆腐木枠、なんと使い方がわかりません(笑)。郷土資料館に寄贈された方がご健在とのことですので、作り方を聞くところからのスタートです。この秋の村の収穫祭までに、使い方をマスターし、村の豆腐屋復活までにこぎつけるか!?

 こうご期待!!

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醤油絞り機

 ステップアップゼミでは、今年の取り組みとして暮らしの道具を復元しています。今回は醤油絞り機、豆腐枠、こうじ蓋の3点を復元し、出来上がってきたので紹介します。1363660_img

 

 まずは、醤油絞り機。細かい部品もいろいろあって、なくすと大変そうです。この品物の命は、底に彫ってある溝です。醤油がタラリタラリと溝に沿って集まって、絞り口から出てくる仕組みなんです。微妙な傾斜がついていて、形もなんだかナスカの地上絵のようです。いわゆる機能美といったところでしょうか。材質はケヤキですので、非常に重いというのが難点ですが、ジャッキのような金具で締め付けるので、これくらい丈夫でないとすぐにいかれそうです。

 懇意にしている伊那の建具屋さんに作っていただきました。一昨年仕込んだ醤油が、できているみたいなので今度絞ってみようと思ってるところです。さて、うまくいくかどうか。

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